夏の終わりに向けて提案したいヨガシークエンス|疲れを癒し、秋へつなぐクラスづくり

2025.08.20
OREO編集部 OREO編集部
RYT200 オンライン ヨガ
夏の終わりに向けて提案したいヨガシークエンス|疲れを癒し、秋へつなぐクラスづくり

夏の終わり……とはいえ、近年はいつまで夏が続くのか分からないような気候が続きます。

暑さそのものだけでなく、「まだ暑いの?」「いつ涼しくなるの?」という気疲れも積み重なり、体も心も疲弊しやすいですよね。

「なんとなくだるい」「胃腸の調子が整わない」「やる気が出ない」そんな声が増えるのもこの時期ならでは。

ヨガクラスにとっても、ただ動くことより「疲れを癒し、整えること」が求められるタイミングです。

今回は、夏にたまった疲れをやさしくほぐし、秋へスムーズにつなげていくためのシークエンスとクラスづくりのポイントをご紹介します。

夏の終わりに出やすい不調と、ヨガでできること

冷房や強い日差しにさらされながら長い時間を過ごしてきた夏の終わりには、気づかないうちに体も心も疲れをため込んでいます。

冷えやむくみ、胃腸の疲れを感じる人もいるかもしれません。さらに「寝ても疲れが抜けない」と自律神経の乱れを感じることもあるでしょう。

この時期のヨガには、無理に汗をかくような強い動きよりも、呼吸を深めながら体をやさしく整えることも大切です。

  • ◯背骨をゆっくり動かして自律神経を調整する
  • ◯腹部をほぐして内臓をサポートする
  • ◯下半身を開いて巡りをよくする
    など。

小さなポーズでも丁寧に取り組むことで、夏にためた疲れをやさしく癒していきましょう。

いつものシークエンスに一工夫を

夏の終わりは、いつものシークエンスに一工夫を加えるだけで、季節のケアにつながります。

たとえば、

  • 太陽礼拝のテンポを落として、呼吸を深める
    前屈やツイストでは「お腹まわりをやわらげる」ことを意識して声をかける
    シャヴァーサナの前にスプタバッダコナーサナを入れて、消化器を休ませながらリラックスする時間をつくる

小さな工夫が、夏にがんばってきた体と心を労わり、秋に向けて元気を取り戻すサポートになります。

さらにクラスでは、おうちでできるセルフケアを伝えてあげるのもおすすめ。

「今日はお風呂に入って体を温めてから寝てみてくださいね」など、ひと言添えるだけでも、参加者にとってリラックスの質がぐっと高まります。

夏の終わりにおすすめのシークエンス例

ここでは、夏の終わりに取り入れたいヨガのポーズを紹介します。ヨガインストラクターの方は参考にしてみてください。

① 胃腸を休めるヨガにおすすめのポーズ

  • ヴァクラーサナ(ねじりのポーズ)
  • パスチモッターナーサナ(座位前屈)
  • ジャタラパリヴァルタナーサナ(ワニのポーズ)

消化器をやわらげて、冷たい飲み物や食事で疲れたお腹をケアしましょう。

② 自律神経を整えるヨガにおすすめのポーズ

  • キャット&カウ(猫と牛のポーズ)
  • アルダマッツェーンドラーサナ(半分の魚の王のポーズ)
  • チャイルドポーズ

背骨を動かして呼吸を深め、眠りの質や気分の安定につなげます。

③ むくみ・冷えを流すヨガにおすすめのポーズ

  • アンジャネーヤーサナ(三日月のポーズ)
  • ハラーサナ(鋤のポーズ)
  • プラサリータ・パードッターナーサナ(開脚前屈)

下半身の巡りを促し、夏の冷えやむくみをリリースしましょう。

秋へつなぐクラスづくりのポイント

夏の疲れを癒すクラスでは、強度よりも「整える」「癒す」ことを重視しましょう。

秋は気温や湿度が下がり、呼吸が深まりやすい季節。夏に乱れたリズムを整えておくことで、スムーズに次の季節へ移行できます。

  • 呼吸を大切に:動きの中で「吐く・吸う」を丁寧にインストラクションすることで、自律神経を整える。
  • リラックスの時間を長めに:最後のシャヴァーサナや座位の瞑想を、普段より少し長めに取る。
  • 言葉で季節をねぎらう:「夏を乗り切った体を労わりましょう」「秋に向けて呼吸を深めましょう」といった声かけで、安心感を届ける。
  • セルフケアの提案を添える:お腹を温める、足湯をするなど、おうちでできるケアも伝えると参加者の満足度が高まる。

小さな工夫が、季節の変わり目に不調を抱えやすい人の支えになります。

夏をねぎらい、秋を心地よく迎えるために──クラス全体を「やさしく整える」時間にしていきましょう。

夏を頑張った体をねぎらうレッスンを届けよう

長い夏を過ごしてきた体と心は、思っている以上に疲れをため込んでいます。だからこそ、夏の終わりのヨガクラスは「整える」「癒す」ことを大切にしたいですね。

いつものシークエンスにひと工夫を加えるだけで、胃腸や自律神経、巡りをやさしく整えることができます。その積み重ねが、秋を元気に迎えるための土台となるのです。

秋に向けて呼吸と体を整える時間。

参加してくれる人にとって、安心して季節をつなぐ橋のようなクラスを届けていきたいですね。

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