OREO YOGA ACADEMY

9月のメッセージ(リードトレーナー間宮愛)2021.09.02


こんにちは、OREOリードトレーナーの間宮です。

東京オリンピックがあっという間に終わり9月に入りましたね!東京は9月に入った途端肌寒い日が続きますが、みなさま気温差には気をつけてお過ごしください。


さて、今回もいただいた質問の中から皆さまに共有させていただきたいものをピックアップさせていただきます。


「アーサナがミスアライメントであることは分かるけど、どう修正したらいいのかはっきり分からない」私もインストラクターになりたての頃全く同じ悩みを抱えていました。なのでその気持ちがとても良くわかります!

どこを優先したいのか、伸ばしたいのか、収縮したいのか、関節の動きはどうなのか、アーサナを分析して熟知する必要がありす。しかし一気に全てできるようになりませんし、最初はどんなミスアライメントがあるのかも分からない部分もあると思います。今後インストラクターとしてレッスンする際の悩みをひとつでも減らしていただきたいので、時間をかけながらいくつかのアーサナを毎月ひとつずつ分析させていただきたいと思います。

今回ピックアップしたアーサナはダウンドックです。

このポーズはどのレッスンでも必ずと言っていいほど出てくるアーサナかと思います。「休憩のポーズ」と言われていますが、そう感じることができる人は少ないのでは?と思います。そのくらいミスアライメントも多い難しいアーサナですよね。3分間くらいホールドしていても疲れず心地の良いポジションを見つけるのは大変ですがポイント毎に見ていけば近づけるかもしれません。


いくつかよくあるミスアライメントを例に出しながらポイントをみていきたいと思います。


①手で床を押せていない

この状態だと肩が丸まり背中が伸ばせません。肩と手に重心が乗り心地よいポーズではないため、まずは手で床を強く押し続けることがポイントです。そこからその延長線上にお尻を斜め後ろに引き上げるエネルギーを働かせましょう。
手のどこで押すかもポイントで、手根で押すと肩で伸びが止まる感じがします。人差し指の付け根で床を押してみてください。肩から背中の方まで伸びが感じられると思います。


②胸が床の方に下がる

ポーズとりたては胸や脇が広がって気持ち良いかもしれませんが、3分くらい続けてみてください。肩のあたりに詰まりを感じ辛くなってくるかと思います。ダウンドックの脊柱は中間位です。胸ではなく背中を伸ばしたいポーズですので、エネルギーの方向を変えましょう。下方向にかけるのではなく手で床を押すエネルギーとお尻を斜め後ろに引き上げるエネルギーの拮抗する力を働かせましょう。胸が下に下がっている場合肋骨も開きお腹の力が抜けていますので、肋骨下部を締めましょう。


③頭が下がり肩が内旋している

頭が下がると肩が内旋方向に持っていかれやすく、肩甲骨が内転してきます。そうすると肩周りに詰まりを感じる疲れます。
先ほどもお伝えしましたが、ダウンドックの脊柱は中間位です。タダーサナの時を思い出してください。頭を前には出していません。ですので耳の横に腕がくる位置がちょうど良いです。そして肩を外旋してから手で床、お尻を斜め後ろ方向のエネルギーを働かせましょう。


④踵を真上方向に上げる

背中は綺麗に伸びていても踵を真上に突き上げると手に重心がかかります。踵を遠くの床方向に下ろすエネルギーを働かせることで手でしっかり床を押していても手の重心はだいぶかからなくなり楽になります。真上の天井方向にエネルギーを向けるのではなく斜め後の天井方向(腕の延長線上)にエネルギーを働かせましょう。


⑤スタンスが狭い

ダウンドックのスタンスはチャイルドポーズから手を思い切り伸ばした位置です。この写真のスタンスは四つん這いかそれよりも狭い状態になっていますのでエネルギーも斜め後ろに引きづらく本当はもっと背中が伸びるのにもったいないです。もっとスタンスを広げるとさらに背中が伸び、力強いポーズになります。


他にも色々とミスアライメントはありますが、まずはご自身で実際にこの5つのミスアライメントをとり、それから修正法をひとつずつ試してみてください。丁寧にひとつひとつ確認しながらミスアライメントの時の体の感覚・修正後の体の感覚の違いをよく観察しながら練習して行きましょう!


それではみなさま9月もどうぞよろしくお願いいたします!


2021年9月2日

間宮愛