ヨガインストラクターになる前に知っておきたい「ほんとのところ」その1 | OREO YOGA ACADEMY

ヨガインストラクターになる前に知っておきたい「ほんとのところ」その12019.09.11


こんにちは、OREO YOGA ACADEMYです。今日はヨガインストラクターを目指している方が疑問に感じている「ほんとのところどうなの?」というリアルな質問についてお答えしていきたいと思います。


本日お答えする質問はこちらの3つ。

Q1:現在のヨガインストラクターの求人状況はどのような感じですか?

Q2:RYT200を取得したらすぐにレギュラーレッスンを担当できますか?

Q3:実際にヨガインストラクター1本で生計は立てられますか?





Q1:ヨガインストラクターの求人状況はどのような感じですか?


都内だけで調べてみると、ヨガインストラクターの求人情報がストップすることはありません。常にどこかのスタジオが必ず求人しています。


あくまでも感覚的なところですが、レッスンフィーの金額としては常温ヨガが1本60分3000円程度、ホットヨガが1本60分4000円程度の金額になっているようです。+交通費が別途出るのかフィーに含まれているのかはスタジオによって異なりますので、スタジオまで距離がある方は交通費については要チェックです。


現在の求人状況は、常温ヨガよりホットヨガの方が多い傾向にあります。全国的にみてもホットヨガ施設の方が常温ヨガよりも集客力があり人気である一方、ヨガインストラクターの中ではホットヨガは体質的にNGという方もいるためかと思います。常温ヨガには常温の、ホットヨガにはホットの良さがありますが、どちらでも教えられた方が当然ながら活躍の場は開けます。


日本においては将来的にヨガ人口がマラソン人口に追いつく予想だそうです。マラソンは男女問わず人気ですので、それにヨガが並ぶとなるとインストラクターの求人情報は今後も多くなってくるのではないかと思います。






Q2:RYT200を取得したらすぐにレギュラーレッスンは担当できますか?


実際のところすぐにレギュラーレッスンを勝ち取るのは難しいところです。というのもレギュラーレッスンを担当するためにはまずインストラクターオーディションに合格して登録インストラクターとなり、そこから代行レッスンなどを経てレギュラーレッスンを持つという流れが一般的であるためです。


インストラクターオーディションにおいては実技審査が必ず行われますが、そこでインストラクションが慣れているか、緊張せずに落ち着いているかなども見られます。最初のうちは緊張してしまって実力を十分に出しきれずにオーディションにすら合格できないということも多いです。


また新規オープンのスタジオであれば最初からすべてスケジュールが空いているので、オーディションに合格すればレギュラーレッスンのスケジュール調整までスムーズに進みますが、普通に営業されているスタジオはすでにレギュラーレッスンは埋まってしまっているので空きが出るまでは物理的にそこに入ることはできません。


多くの方はRYT200を取得してから個別に練習を続け、オーディションを受けに行って場数を重ね、だいたい1年以内にレギュラーレッスンを担当される方が多いようです。レギュラーレッスンを担当するまでの間は代行レッスンで経験を重ねてスタジオとの信頼関係を築いていくことがオススメです。


基本的にスタジオスケジュールの入れ替わりが3ヶ月〜6ヶ月単位で行われますので、その時までにレギュラーレッスンを担当できるようにスタジオにアピールしておくことが非常に重要です。






Q3:実際にヨガインストラクター1本で生計は立てられますか?


本人の実力にもよりますし、レッスンをどのような形でするかにもよります。


例えば業務委託契約ですと、スタジオとインストラクターとの間でレッスン1本いくらという形でスタジオからレッスンフィーを得る形があります。もしくは個人でスタジオを経営して、お客さまから会費やチケット代金を頂戴するという形もあります。ほとんどのインストラクターは最初は業務委託契約で色々なスタジオでレッスンをして報酬を得るのが一般的です。


個人でスタジオ運営する場合は、ご自宅や公民館で実施するというインストラクターが多いですね。この場合は自分1人でお客さまを呼ばなければいけません。場所の確保も必要です。集客ツールとしてはポスティングやSNSでの周知、ビラまきなどをしなければなりません。1人でするには大変ですので、アシスタントをしてくれるスタッフを雇う必要もあります。色々と初期投資が必要です。一方、業務委託契約であれば基本的に集客数に関係なく1本あたりの金額が固定で決められています。(フィーの見かけだけよく集客数で極端にレッスンフィーが下げられるスタジオがたまにあるので要注意です。)


ヨガのレッスンだけで生計を立てていくには、業務委託契約だけの場合はレッスンフィー1本4000円で計算しても月に50本から60本はやりたいところですね。50本であれば1日3-4本を週4日程度で4000円×50本=20万円になります。ただし自分がレッスンをしたくても希望の曜日・時間帯を勝ち取らなければいけませんので、なかなか険しい道のりです。


ですので実際のところ最初はヨガ1本ではなくWワークをしている方が多いと思います。平日はOLをして土日はヨガインストラクターのような形です。土日のレギュラーレッスンは非常に人気で競争も激しいので土日に代行レッスンでレッスンをされる方もたくさんおられます。



いかがでしたでしょうか?少しでもヨガインストラクターのリアルな世界を感じていただけたのではないでしょうか。「その2」もお楽しみに!



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