皆さま、ご無沙汰しております。
育休を終えOREOに復帰いたしました。また皆さまとヨガを共有できることをとても嬉しく思います!!これからまたどうぞよろしくお願いいたします。
今回のメッセージでは、初めての育児を行う上で感じたことがものすごくたくさんありますのでいくつか共有させていただきたいと思います。
まず1番に思ったことはヨガをやっていて良かった!!ということでした。これは精神的にも肉体的にもです。私は初産でしたし高齢出産でしたので、大丈夫かな、、、と漠然と心配を抱いていました。ところが、ありがたいことにものすごく安産でした。
様々な要因があるとは思いますが、そのうちのひとつとして「呼吸を意識的に行えたこと」が大きかったのではないかと思います。
息を吐くことがこんなにも辛いことか、と思いながらもとにかく吐くことだけを意識しました。皆さまもご存知の通り、呼吸が早かったり吸ってばかりだと交感神経が優位になります。そうすると体が弛まないので赤ちゃんもなかなか降りてこられません。
「おちつけ!!呼吸を意識しろ!!」と自分に言い聞かせながらヨガの呼吸をイメージして、できる限り細く長く吐くように心掛けました。究極の状態の中、驚くことに自分を俯瞰して見ることができました。助産師さんからは「あまりにも落ち着きすぎていて無痛分娩かと思った」と言われるくらいでした(笑)これもヨガを行っていたからこそだと思います。
呼吸、そして息を吐くことの大切さを改めて実感しました。
産後は日々バタバタと生活をしている中で、なかなか思うようにヨガを行うことができませんでした。そのため、今まで感じたことがないような首や肩の痛み、体のむくみや滞りで、からだの重さと言うものを感じました。「首をただ回すだけでこんなに痛みやつまり、痺れを感じることがあるんだ。肩を回すだけでこんなにもゴリゴリ鳴るんだ。少し体を反らせただけでこんなにも胸が開く感じがするんだ」などなど様々な感覚を体感することができました。
産前は、ヨガを常習的に行っていたため凝り知らずでしたし、柔軟性もありますし、不調もあまりないという状態でした。頭の中では、体の硬い方、凝っている方、むくみを感じている方、それぞれの状況を理解してヨガの指導をしているつもりでしたが、実際の感覚はそれ以上でした。これからヨガを指導していく中で活かせる体験ができたことをありがたく思います。
そして声を大にして!!
「どんなマッサージや首を回す、肩周りをほぐすといった部分的な動きをするよりも、太陽礼拝を10回やってください!!!!!」と言いたいです。
体は全身繋がっているため部分的にほぐしても、筋肉を使わずにほぐしてもその凝りや滞りは良くなりません!!
私自身、なかなか良くならなかった首・肩の凝りや痺れが、太陽礼拝を10回行っただけで良くなったのです。太陽礼拝って素晴らしい!ヨガ最高!!と思った瞬間でした^^
そして、ヨガの教えであるヤマ・ニヤマを知っているからこそ、子育てで感情的になっても、自分を俯瞰し落ち着いて対処できるのかな、と「やっぱりヨガ最高!!」と思える瞬間がまた増えました^^
これからまたヨガを通していろいろなことを皆さまと共有できることを、とっても楽しみにしております。
2024年6月1日
間宮 愛