気温の上下や天候の変化がとても大きい日が続いておりますが、皆さま体調は崩していませんか?
春はそんな気候の変化や環境の変化も多い時期ですので、ゴールデンウィークに入りどっと疲れを感じている方も多いのではないでしょうか?楽しく遊んでストレスを発散しながら、でも疲れを残さないようにお過ごしください^^
この春、変化が多かった方や大きな変化を経験した方は、いわゆる五月病と言われる症状が出現することがあるかと思います。
・やる気が出ない
・体がだるくて気力が湧かない
・今まで気軽にできていた家事や趣味的な活動がめんどくさい
・落ち着かず集中力がなくなる
・頭や胃が痛い、重たい
・気持ちが沈む
・感情が不安定になる etc.....
新しい変化によって、身も心もピーンと張りつめている感じの緊張状態の時は、交感神経が普段より活性化します。そうするとアドレナリンが分泌され、血圧や脈拍、体温や筋肉の緊張度、脳の活性度が普段よりアップしていきます。人は変化が起こるとその変化に馴染むために、普段より体のエネルギーを過剰に使っている状態が続くため、気付かないうちに心身のエネルギーを消耗してしまっているのです。
そんな五月病に有効的なホルモンは「幸せホルモン」と言われるセロトニンです。不安を取り除き精神を安定させてくれる働きがあります。
セロトニンを増やす方法は、
・朝日を浴びる
・心地よく呼吸を繰り返したり瞑想を行う
・気持ちよく体を動かす
まさにヨガを朝に行えばセロトニンを増やすことができますね♪
朝起きたら、まずはカーテンを開け、朝日を浴び、心地の良い呼吸と共に好きなアーサナをとってみてください!心身ともにリラックスし安定するかと思います。
また、セロトニンの約90%は腸で作られていると言われていますので、腸内環境を整えることもとても大切です。
腸内環境を整えるには、
・発酵食品や食物繊維など善玉菌を増やす食事
・十分な睡眠
・適度な運動
が不可欠です。また、副交感神経が優位な時に腸の蠕動運動が活発になるため、リラックスを心がけることも大切です。
そこで今月のおすすめのアーサナは『アパン・アーサナ(ガス抜きのポーズ)』です。ご自身を優しく抱き寄せて、目を閉じ、心地の良い呼吸を繰り返してください。数分後には、心身ともにリラックス状態になっているかと思います。
普段、緊張状態で頑張っているご自分を、自分自身で労わってあげてください。
自分自身の状態に繊細に気づけるようになることも、ヨガを深めるポイントです。それに気づき、受け入れ、労わる作業を取り入れてみてくださいね^^
5月もよろしくお願いいたします!!
2022年5月1日
間宮愛