ヨガの資格講座で学ぶアーユルヴェーダとは?インドの知恵を学ぶ | OREO YOGA ACADEMY

ヨガの資格講座で学ぶアーユルヴェーダとは?インドの知恵を学ぶ2022.05.04


アーユルヴェーダは、ヨガ同様インドで古くから伝えられてきた伝統医療です。近年は世界中で予防医療として注目を浴びています。ヨガの姉妹科学とも言われ、ヨガをより深めるために資格講座でも学ぶことが多いです。


健康を考える人たちに人気のあるアーユルヴェーダ。ヨガの普及と共に、日本でも広がってきています。


今回は、ヨガの資格講座で学ぶアーユルヴェーダについて紹介します。


アーユルヴェーダとは?

アーユルヴェーダは、雑誌などで一度は見たことがある人がほとんどではないでしょうか?一時期、女性雑誌などに特集され、注目を浴びていましたよね。


まずは、アーユルヴェーダについて詳しく見ていきましょう。

アーユルヴェーダの由来

アーユルヴェーダは、伝統的なホリスティック医学で、世界三大伝統医学の一つです。ホリスティック医学とは、自然治癒力などを活かし、心や身体の全体を整えて健康を保とうと考える医学のことを言います。

  • 世界三大伝統医学は以下の3つです。
  • ・アーユルヴェーダ
  • ・東洋医学
  • ・ユナニ医学(アラブ・イスラムの医学)

日本では、同じく世界三大伝統医学の東洋医学の方が身近にあるので、アーユルヴェーダはオイルマッサージなど美容関係で先に広がりを見せました。


3つ目のユナニ医学(アラブ・イスラムの医学)は、初めて聞いたという人もいると思います。


サンスクリット語で、アーユス(生命)ヴェーダ(科学)の意味を持つアーユルヴェーダ。日本で広がってきた背景には、アーユルヴェーダと密接に関わる、ヨガの普及があったからとも言えるかもしれませんね。


インド政府はAYUSH省を設立し、世界への認知を広げると共に、さらなる研究に努めています。


予防医療を目指すアーユルヴェーダ

アーユルヴェーダは、食事療法・オイルマッサージ・呼吸法・瞑想・ヨガなどを毎日の生活に取り入れて、心と身体の健康を保つことを目的にしています。


病気を予防し、元気に過ごそうと考えられているのです。


インドでは、アーユルヴェーダの診療を行う病院もあります。実際にアーユルヴェーダの大学病院も存在します。


日本では、スパのトリートメントとして行われることがある、ハーブボールや全身のオイルマッサージもアーユルヴェーダの治療の一つです。


日本にある多くのサロンでは、医療としてではなく、美容のためのマッサージとして取り入れられています。


予防医学としてアーユルヴェーダを受けたいなら、現地で学び、資格と取得したアーユルヴェーダの医師がいる治療院に行く必要があるのです。


もちろん、日本でも治療院はあります。また、現在は、オンラインでインドの医師と通訳を通して診断をしてもらえるサービスも始まっています。気になる方は検索してみると良いでしょう。


アーユルヴェーダの基本

まずは、アーユルヴェーダの考え方を詳しく見ていきましょう。

ドーシャとは?

アーユルヴェーダでは、世界は五大元素「空・地・水・火・風」で成り立つと考えられています。サンスクリット語で、パンチャマハブータ(パンチャマハーブータ)と言います。


それぞれの要素が関わり合いながら、3つのドーシャ「火・水・風」生体エネルギーとなり、全ての物質に存在していると考えられているのです。それぞれ、「ピッタ・カパ・ヴァータ」とサンスクリット語で呼ばれています。


アーユルヴェーダの診断では、まず、自分がどのドーシャが強いかを調べます。一番強いドーシャを中心にバランスを整えるのがアーユルヴェーダなのです。


それでは、それぞれの体質の特徴を見ていきましょう。

◯ピッタ

火のエネルギーを持つピッタの体質の人は、情熱的でリーダー気質の人が多いとされています。完璧主義な面を持ち、やり遂げるタイプです。


また、中肉中背でバランスの取れたスタイルで、消化機能が強く、日焼けをしやすい性質を持つと言われています。


ピッタは水の性質も持つので、火と水のバランスで同じピッタの人でも性格に違いが出てきます。


◯カパ

カパは水と大地の性質を持つので、穏やかで我慢強い人が多いとされています。目の前の課題にじっくりと取り組むタイプです。


骨太で骨格がしっかりとしている人やぽっちゃりとしたスタイルで、湿気や寒さが苦手な傾向があるとされています。

◯ヴァータ

風の要素が強いヴァータの人は、自由奔放な人が多いです。想像力が豊かなので、いろんなことに興味を示します。


風と空のエネルギーのヴァータは、変化が激しいので、バランスを保っていないと体調不良になりやすいなどの面も。


痩せ型で華奢なスタイルで、冷え性や乾燥肌の特徴を持ちます。




ここまでは、アーユルヴェーダの基本的な考えをお伝えしました。

次に、アーユルヴェーダは、ヨガとどのような関係があるのかについて詳しく見ていきましょう。

ヨガとアーユルヴェーダ

ヨガとアーユルヴェーダは、元々ヴェーダと呼ばれる教えから派生した姉妹科学です。ヴェーダは、インドでも最古の文献と言われています。


アーユルヴェーダは、基本的な生命観やゴールが同じ考えなので、ヨガのレッスンにもとても取り入れやすいです。


アーユルヴェーダをヨガに取り入れる一つの例として、それぞれのドーシャに合ったヨガのアーサナを考えてみるのも面白そうです。


それぞれの体質にあったアーサナを行うことで、生命エネルギーであるドーシャを整えます。


ここでは、ドーシャ別のおすすめアーサナを紹介します。



◯ピッタ

ピッタ(火)の性質を持つ人がバランスを崩すと怒りっぽくなったり、批判的になったりすることがあると言われています。


過剰なドーシャを沈めるために、クールダウンできるようなアーサナを行います。

  • ・パリブルッタ・ジャヌシルシャーサナ(体側を伸ばすポーズ)
  • ・アルダ・マッチェンドラ・アーサナ(ねじりのポーズ)
  • ・カポーターサナ(ハトのポーズ)

  • ◯カパ
    最後に紹介するのはカパ(水)のドーシャ。

    カパのドーシャが活発になると、だるさや眠気に悩まされることがあります。不活発なままでいると、どんどんやる気もなくなっていくので、動きのあるヨガが良いとされています。

    おすすめのアーサナは、
    ・ブジャンガーサナ(コブラのポーズ)
    ・マツヤーサナ(魚のポーズ)
    などです。

    しっかりと動くフロー系のレッスンもカパの体質の人に合うと言えるでしょう。

◯ヴァータ

ヴァータ(風)の性質を持つ人は、軽やかで機敏ですが、乱れると不安になったり、便秘や冷え性に悩まされたりすると言われています。


ヴァータの人の悪い面が出てくるとじっとしているのが苦手で、飽きっぽくなってしまいます。このようなときには、じっくりとリラックスできるヨガがおすすめです。

  • おすすめのアーサナ は、
  • ・パヴァナ・ムクターサナ(ガス抜きのポーズ)
  • ・ジャーヌシルシャーサナ(片脚前屈のポーズ)
  • など。

ヴァータだからこそ、ゆっくりとした呼吸を意識してみましょう。


アーユルヴェーダの知恵を活かしてヨガを楽しむ

アーユルヴェーダで自分の体質をチェックすると意外と当たっている!と感じる方も少なくありません。アーユルヴェーダを下にヨガや生活のリズムを考えることで、自分自身のバランスを整えていくことができます。


ヨガの資格講座では、アーユルヴェーダの基本理念はもちろん、自分のドーシャを調べたり、食生活も学びます。


日頃の生活に活かして、健康的に過ごしたいですね。


OREO YOGAでは、RYT500でアーユルヴェーダを学ぶことができます。より魅力あるインストラクターを目指して、アーユルヴェーダを取り入れてみませんか?


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