ヨガの資格として多くのスクール・スタジオが認定校の登録をする「全米ヨガアライアンス」。認定校で学ぶことで、資格が取れる仕組みになっていますが、一体どんな内容を学ぶのか?気になりますよね。
今回は、ヨガインストラクターを目指すなら欠かせない資格とまで言われるほど成長した「全米ヨガアライアンス」の全貌に迫ります。
これからインストラクターを目指す方はぜひ参考にしてください。
「ヨガアライアンス」はアメリカにある協会が発行する資格です。日本では「全米ヨガアライアンス」と呼ばれています。
昔は、流派や協会ごとにバラバラに出していたヨガの資格。そのため、インストラクターの技術もまちまちでした。そんな状況を変えようと1999年に「ヨガアライアンス」が設立されました。※日本では全米ヨガアライアンスと呼ばれていますが、正式には「ヨガアライアンス」です。
基礎的な学びが全部詰まっていると次第にアメリカ・日本・ヨーロッパなどで広がり初め、今では世界100カ国ものスクール・スタジオが認定校として登録しています。
※全米ヨガアライアンス認定校についてはこちらを参考にしてください。
「全米ヨガアライアンス」の資格は、ヨガインストラクターとしていろんなスタジオやスクールで働きたいと考えるなら、必須とも言える認知度の高い資格。
もちろん他の資格でもヨガインストラクターとして働くことは可能ですが、「全米ヨガアライアンス」を持っていることで初心者でもオーディションを受けることができるようになることもあるのです。
今や世界中で認められている「全米ヨガアライアンス」を持っていれば、海外でも教えることも夢ではありません。
それでは、「全米ヨガアライアンス」でどんなことを学ぶのかご紹介していきます。
ヨガアライアンスの協会では、どのような内容を学ぶのか、細かく決められています。その内容は、ヨガの哲学などからティーチングスキルに到るまで。ヨガインストラクターとして活躍できるよう考えられているのです。
それでは、内容について詳しくご紹介していきます。
ヨガのそのものの歴史やスタジオの流派について、どんなことをコンセプトに学んでいくのかを知る必要があります。ヨガの科学については30時間学ぶ必要があるとされています。
◯ヨガの歴史について
ヨガの歴史は紀元前4500年前とも5000年前とも言われています。諸説はあるので、流派や学派によって違いは学ぶ内容については違いがあるかもしれません。
主に資格講座のディレクターとなる先生がどのようなことを学び伝えてくれるかを知る講座でもあります。
◯ヨガ哲学・倫理について
次に学ぶのがヨガ哲学についてです。先人たちの学びを知り、なぜヨガが良いとされているのか?どのような考えに基づいて伝えられているのかを学びます。
ヨガ哲学を現代に活かす方法なども知ることができます。心と身体を健康にするヨガの知識を得ることでヨガをより一層楽しめるようになるでしょう。
ヨガを教えるためには身体について詳しくなる必要があります。骨や筋肉の動きや身体がどのように活動しているのか知ることで、ヨガをより深めていくことができるでしょう。解剖学などについても30時間学ぶ必要があるとされています。
◯ヨガ解剖学について
解剖学は筋肉や骨について学び、身体がどのように動いているかを知る学問です。ヨガの解剖学は、アーサナやポーズに基づいて学ぶことも多いです。まずは、自分の身体がどのように動いているのか詳しく考えてみるのも面白いでしょう。
◯生理学について
身体がどのように動いているか各器官や組織について学びます。ヨガでは、主に血液やリンパの流れ、呼吸の仕組みなどが重要となってきます。
ヨガの効果がどのように現れるのかを知る基礎知識です。
◯生体力学について
生体力学とは、身体をどのように動かしているのかを学ぶ分野です。筋肉への指示がどのように行われているのかを考えることは、インストラクターとしても重要なこと。
自分の指示で生徒さんが動いていきます。身体について学ぶことは、ヨガのインストラクターにとっても重要なことなのです。
ヨガのインストラクターとして教える側に立つなら、自分自身のプラクティスも必要です。ヨガのアーサナなど実践しながら学びましょう。ヨガインストラクターとしても重要です。「全米ヨガアライアンス」でも75時間学ぶよう定められています。
◯アーサナ
ヨガのポーズは200以上あるとも言われています。流派ごとに違いのあるので、同じポーズを学ぶかは分かりません。基礎となるアーサナを学び、正しい位置や補助を学びましょう。
自分自身の練習にもなりますよ。
◯呼吸法
ヨガで大切な呼吸法は、身体と心を整えてくれます。呼吸の仕組みから実践までしっかりと学んでいきましょう。
自分自身を見つめる練習にもなります。まずはじっくりと取り組んでみましょう。
◯瞑想
ヨガは動く瞑想とも呼ばれています。呼吸と身体を動かす瞑想法から、座って自分自身を見つめる瞑想まで、いろんな体験をすることで、自分自身を見つめ直す時間にもなります。
このような体験もインストラクターとして伝えていきたいですね。
インストラクターとして活躍するためには、プロとしての意識も重要です。こちらでは、インストラクターに必要な要素を学んでいきます。このカリキュラム次第で卒業後の活動が決まると行っても過言ではありません。
ヨガインストラクターに必要なことばかりです。50時間ほど学ぶよう規定されています。
◯ティーチングスキル・実習
シークエンスの組み方やクラスマネージメントの方法などを学びます。どんな雰囲気でレッスンをしていきたいかを考えてみましょう。
実際に家族や友人にレッスンを行ってみることも重要です。
◯プロとして成長するために必要なこと
マーケティングや宣伝なども自分で行うことが多いヨガのインストラクター。ヨガビジネスとしてカリキュラムに組み込まれることも多いです。
独り立ちしてプロとしてやっていくために必要なことを学びましょう。
「全米ヨガアライアンス」は上記でご紹介した基本的な知識の他、各スクール・スタジオで特徴あるレッスンが組まれています。
このようなヨガに関するさまざまなレッスンは、各校が選んで組んでいるものです。流派やリードティーチャーによって選ぶものが変わります。
チャンティングやマントラなどもどこまで学ぶかはそのスクール次第。アーユルヴェーダをしっかりと細かく学んだり、健康食について学んだりするクラスもあります。
自分がどんなことを学びたいのか?まずはそれを見極めることが大切です。なんとなくヨガの資格を取りたいと都合が良い学校を選んでしまうと後で後悔するなんてことも。
受講するお金や時間だけでなく、どんなヨガを学びたいかを考える必要がありそうです。
「全米ヨガアライアンス」の受講は、安いものではないので悩みますよね。各校の特徴は、流派によっても違いが出てきます。
しかも、これからのヨガインストラクターはオンラインヨガの需要にも答える必要があると言えます。オンライン授業を教えることについても学びたいですよね。
だからこそ、OREO YOGAのようにオンラインに特化した講座がおすすめです。自宅でもしっかりと技術が身に付くと好評価。すでに卒業と同時に活躍している先生もいらっしゃいます。
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