事業再構築補助金って何？ヨガインストラクター（個人事業主・フリーランス）でも申請可能？2021.02.04

こんにちは、OREO YOGA ACADEMYです。

ご存知の方もおられるかと思いますが、コロナ禍における新たな補助金制度が2021年1月の通常国会で予算案が承認されました。その中に「事業再構築補助金」というものがありその予算額がなんと過去最大級の1兆1485億円となっております。

今回は「事業再構築補助金」についての簡単な概要と、個人事業主やフリーランスであるヨガインストラクターでも申請することが可能なのかどうかなど調べていきたいと思います。

＊下記の情報は、2021年2月4日時点のものです。

事業再構築補助金とは？

・内容：新分野展開や業態転換、事業・業種転換等の取組、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等を目指す企業・団体等の新たな挑戦を支援する制度

・条件：申請前の直近6カ⽉間のうち、任意の3カ⽉の合計売上⾼がコロナ以前の同3カ⽉の合計売上⾼と⽐較して10％以上減少している中⼩企業等。

・補助額：通常枠100万円～6000万円（補助率2/3）

・採択想定数：55,000社

事業再構築補助金は個人事業主も対象となります。

（支援の対象となる中小企業の範囲は中小企業基本法と同様。）

事業再構築補助金の申請は2021年3月からの予定ですが、詳細はまだ発表されていないため現時点では未定です。

事業再構築補助金の活用イメージが中小企業庁に掲載れています。個人事業主の活用イメージはまだ公表されていませんが、これらの活用イメージから推測するに、

・自社の強みを活かした新規事業への取り組み

が最低条件となっているようです。個人でオンラインでヨガレッスンを始めるなどは対象の事業となりそうですが、150万円（個人負担50万円＋補助金100万円）以上の経費が発生することが条件になります。

事業再構築補助金の対象となる経費の例として下記が挙げられています。

建物費、建物改修費、設備費、システム購入費、外注費(加工、設計等)、研修費(教育訓練費等)、技術導入費(知的財産権導入に係る経費)、広告宣伝費・販売促進費(広告作成、媒体掲載、展示会出展等)等【注】補助対象企業の従業員の人件費及び従業員の旅費は補助対象外です。

つまり、現状の事業の撤退費用やから新規事業の設計、システム構築、人材教育、広告までまるっとすべてが対象経費となっており、対象がかなり広くされています。

事業再構築補助金の注意事項としては、

・補助額が100万円〜なので150万円以上の経費が必要

・認定支援機関を通す必要がある（直接ダイレクトでは申請できない）

・gBizIDプライムが必要（アカウント発行まで2-3週間）

・採択、承認前の経費は対象とならない

となります。

下記2点を準備しておきましょう。

1，事業再構築補助金の1次公募は3月から開始予定ですが公募期間が1-2ヶ月程度と短く設定されることが予想されます。そのため、上記にあげたgBizIDプライムは申請から発行まで2-3週間かかりますので必ず今のうちに申請しておきましょう。

2，また、予めどの認定支援機関を通すのか、またどのような事業でどのような経費を申請するのかざっくりとイメージしておくのが良いでしょう。なお、補助額が最低100万円からで補助率が2/3なので申請できる経費は最低150万円からという計算になります。

予算総額1兆1485億円、採択想定数55,000社とはいえ、申請すればだれでも採択されるわけではありません。1次公募は予算がたくさんあるため採択率が最も高く、採択される可能性が高いので1次公募で申請するようにしましょう！

事業再構築補助金についてその他ご質問などはこちらからお問い合わせくださいませ。（現時点で未発表のものが多いためお答えできないことがございます。）

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