全米ヨガアライアンス RYT200でヨガの哲学を学ぶときは、主にヨガ・スートラを読み解きますよね。しかし、ヨガに関連するインド哲学はさらに奥深い歴史があります。
インド哲学についてより詳しく学ぶことができる、OREO YOGAの全米ヨガアライアンス RYT500の講座。
今回は、ヨガが生まれたインドの哲学に触れるRYT500の哲学講座についてご紹介します。
インドの哲学は、はるか昔紀元前から存在します。日本でも広がっている仏教もインド哲学が発祥です。もちろんヨガも哲学の一部として生まれています。
インドの思想文化の歴史は、本当に奥が深いです。
まずは、インド哲学の簡単な歴史を登場する聖典と絡めて見ていきましょう。
古代インドから伝わり、その後様々な発展をしていったインド哲学。ヨガの起源は、その前のインダス文明にあるとさえ言われています。
紀元前1500年ごろにバラモン教が生まれ、ヴェーダの教えが伝えられました。ヴェーダの教えは、現代でも文字に起こされ、「タットヴァボーダ」などの聖典が読まれています。
また、紀元前1200年頃にリグ・ヴェーダが発祥。多くの讃歌が記されたリグ・ヴェーダは、インドでも最古の文献だそう。
マントラは音楽ともなり、現代にも伝えられていますよね。そんな長い歴史が背景にあるなんてすごいことだと思いませんか?
紀元前1000年〜紀元前500年ごろには、形式的になってきていたヴェーダの教えを憂い、森に住み、瞑想を行いながら真理を追求した一部の人々によって「ウパニシャッド」が記されます。
次に登場するのが、哲学の講義にもある「バガヴァッドギーター」です。
「バガヴァッド・ギーター」は、カルマヨガの内容と通じるものがあり、「バガヴァッド・ギーター」を読み解くヨガインストラクターもいらっしゃいます。
さらに、インド哲学は、6つの学派に分かれたのが紀元前300年ごろ。
インド哲学が六派学派となり、その中の1つがヨーガ学派なのです。RYT200で学んだパタンジャリがまとめた「ヨガスートラ」は、西暦300年〜500年ごろにまとめられています。
近代のヨガでも、このヨガスートラを元にインド哲学が伝えられているのです。
インドの思想文化は、現在インドで一番多い宗教であるヒンドゥー教や仏教を産み出し、世界へと伝えられています。
ヨガは宗教ではありませんが同じく世界へと伝えられていますよね。
インド哲学の歴史はそれほど深く人々によって考えられてきたものだと言えるでしょう。
それでは、実際にカリキュラムではどのような内容を学ぶのかを見ていきましょう。
ヴェーダの教えをわかりやすく説明するために書かれた小さな聖典が「タットヴァボーダ」です。初めての人でもわかりやすいようにまとめられています。
インド哲学全体をまとめたインド哲学の入門書とも呼ばれている本です。ヨガの考えをより深く知るためにも、RYT500の哲学講座で「タットヴァボーダ」に触れてみましょう。
「ウパニシャッド」は、インドの哲学ヴェーダの教えを伝えている聖典です。紀元前500年頃に、森で瞑想を行い真理を追求する人々が、森羅万象すべてがひとつであるとまとめたのが「ウパニシャッド」です。
この哲学には、ブラフマンやアートマンと行った言葉が出てきます。ヨガ哲学でも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ブラフマンは宇宙の根源。アートマンは、個の根源と訳されます。このブラフマンとアートマンは本来同じもの。人である私たちも森羅万象のひとつなのです。
内観して自分の本質を見抜く考えは、ヨガでも大切なこと。
「ウパニシャッド」は、ヨガに根付くインド哲学の考えを学ぶことができるでしょう。
カタ ウパニシャッドは、中期のウパニシャッドの文献です。死神ヤマが生贄に捧げられた少年ナチケータスにいろんなことを説いて伝えるストーリー。
真の自分を馬車に乗る人に例えた教えです。短編で読みやすいのも特徴。ヨガに関する説明が初めて文献に記されたものとしても知られています。
ケーナ ウパニシャッドは、初期のウパニシャッドの文献です。風神雷神のエピソードが書かれています。
ヨガを学ぶ上で知っておきたい「ウパニシャッド」の教えに触れることができる文献です。ストーリーが基本となるので、意外と馴染みやすいかもしれませんね。
バガヴァッドギーターは、ヨガ哲学を知るために学んでいる人も多いですよね。インドの歴史小説のような内容で、主人公を軸にインド哲学の教えを伝えています。
世界最古の戦記「マハーバーラタ」(全16巻)の一部で、ヨガやヴェーダーンタ、サーンキャ哲学などが盛り込まれているお話です。
RYT500のヨガの哲学講座では、瞑想についても触れていきます。ヨガの重要なポイントである瞑想は、ヨガ哲学の中でそのやり方などが伝えられているのです。
現代では、様々な研究が行われ、瞑想の効果についての研究が勧められています。脳科学では、瞑想によってセロトニンが活性化すると発表されているのです。
アメリカでは、トラウマの改善などにも採用されているそうです。現代だからこそ明らかにされた瞑想の効果について、脳科学を元に学んでいきましょう。
現代のヨガでは、フィットネスの面が強く、瞑想があまり行われないレッスンも少なくありません。しかし、ヨガの効果を体感してもらうためには瞑想は欠かせないと言えるのではないでしょうか。
RYT500の講座では、より深めるために瞑想の実践を行います。瞑想にもいくつか行い方があるので、それぞれを体感して日々の実践に活かしていきたいですね。
特に、潜在意識に働きかけるヨガニードラは、ヨガの中でも人気の講座です。実践をして、生徒さんたちにアウトプットしていきたいですね。
OREO YOGA ACADEMYの全米ヨガアライアンスRYT500は、オンラインでの講座でありながらも、LINEなどでその場で疑問に思ったことを質問することができます。
リードティーチャーや他の先生たちの熱心さもOREO YOGA ACADEMYの人気の秘密。
オンラインと対面の差異を感じることのないよう、工夫を凝らして作られたOREO YOGA ACADEMYのカリキュラム。
自宅にいながらRYT500が学べるメリットの方が大きいという方もいらっしゃるでしょう。
------
コロナの影響で期間限定でヨガ資格のRYT200・RYT500がオンラインで取得できるようになります。ぜひこの機会に一生つかえるヨガ資格であるRYT200・RYT500を自宅からオンラインで取得しませんか?
OREO YOGA ACADEMYでは無料のオンライン説明会を随時行っておりますので、お話を聞いてみたいという方は、「説明会を予約する」からご予約ください!
RYT200オンライン関連記事
RYT200はオンラインで今すぐ取らないと損!?2021年だけの特例措置?費用は?海外からでも取れる?
RYT200オンラインスクール選びに重要な4個のチェックリスト
【RYT200オンライン】テストは難しい?ちゃんと卒業できる?中間テスト、卒業テストの一部を公開!
フルタイムで働きながらでも2ヶ月でRYT200を取得!?オンラインだから実現した仕事と資格の両立。
RYT200オンラインはどんな人が受講してるの?気になる受講生データはこちら!