に全米ヨガアライアンスRYT200では、ヨガの哲学を学びます。ヨガの哲学の学び方は、基本となる八支則則を抑えることが多いです。
ヨガの教典である「ヨガ・スートラ」を読んで感じたことや、実際に経験したことをシェアしながら、ヨガの考えを学び深めていきます。
哲学というと難しく感じる方も少なくありません。
全米ヨガアライアンスRYT200のヨガの哲学では、初心者でも学びやすいようにわかりやすく伝えてくれます。
ヨガの哲学を現代の生活に活かすことで、今までより心が軽くなったと感じる方もいらっしゃいます。
今回は、ヨガの資格講座で学ぶ、ヨガ哲学「ヤマ・ニヤマ」について考えてみましょう。
ヨガ哲学には、ヨガを行うための8つのステップ「八支則(アシュタンガ)」が記されています。その初めのステップが「ヤマ・ニヤマ」です。
まずは、「八支則(アシュタンガ)」についてみていきましょう。
ヨガは自分と向き合い見つめることで、社会や個人の調和をとれるようにと考えられたものです。ヨガの修練には、8つのステップがあると伝えられています。
ヨガのレッスン中に行うアーサナやプラナヤーマなどもこの八支則の中に含まれます。ヤマ・ニヤマは、八支則の中でもはじめにあるヨガの教えです。
つまり、ヨガのレッスンだけ参加していると、ステップ1・2を飛ばしてしまっている感じなのです。ヨガの哲学を学ぶことは、全体の概念を捉えヨガをより深めることに繋がります。
哲学と聞くと難しく感じるかもしれませんが、意外と日常生活に落としこむことができるのもヨガの良いところと言えるでしょう。
それでは、ヤマ・ニヤマについてみていきましょう。
ヤマ・ニヤマはさらに5つに分かれています。
日常生活の中で慎むべき行いを示しています。ちょっとしたことに気を付けることで、他の人や環境との調和を保つために必要なことです。
1.アヒムサAhimsa:非暴力・傷つけないこと
ヨガでは、相手や自分自身を傷つけないことを大切にしています。
その気がなくても、ちょっとした言葉で相手を傷つけてしまうことってありますよね。嘘をついて後悔してしまうことも。相手を傷つけることで自分自身も傷つきます。
また、思考の上でも注意が必要です。
「どうせ自分はこうだから…」
「自分には無理」
と自分自身を否定してしまうことってありませんか?
自分の本来の気持ちに気づくためにも、他人や自分を傷つけることをやめましょう。
2.サティヤ Satya :正直に誠実であること
正直に誠実であろうとするのも簡単ではありません。サティヤについて考えることで、自分自身を見つめ直すきっかけになります。
自分の気持ちや身体に嘘をついて頑張りすぎて、病気になってしまう人も多いですよね。自分の身体と心にも誠実に正直に生きることは大切なのです。
また、相手に対して誠実に対応すれば、周りとの関係も円滑に進むでしょう。
まずはできるところから。
いろんなことに縛られている自分の心に気づくきっかけになるかもしれませんね。
3.アステーヤ Asteya :盗まないこと
アスティーヤでは、遅れて相手を待たせたり、約束を破ってしまったりすることも相手の時間を盗んだと考えます。
他にも、自然を壊し住む場所を作っているなど、も盗んでいる行為と捉えます。
ヨガでは、人は盗まないと生きてはいけないと考えられているのです。
まずは、いろんなものを奪ってしまっていることを自覚することが大切。その中で自分が盗むことをやめられそうなことを探してみましょう。
4.ブラーマチャリヤ Brahmacharya:欲望に惑わされないこと
羨ましい・欲しい・したいなどの気持ちに振り回されて、本来やらなければならないことを疎かにしてしまうことありますよね。
例えば、漫画やゲームにハマり、勉強を後回しにしてしまうことなども当てはまります。強い羨望は心を惑わし、見えるものも見えなくしてしまうのです。
自分の心に振り回されないよう、しっかりと気持ちをコントロールしていきたいですね。
5.アパリグラハ Aparigraha:執着しすぎないこと
手放しても意外と過ごせるものはたくさんあります。
まずは、自分がどんなことに執着しているのかを知るきっかけにしてみては?
ニヤマは日常的に行った方が良いことについて説いています。パッとみると善となるような行いが多いので、もっと日常に落とし込んで考えてみましょう。
1.シャウチャー(清浄);心や身体はもちろんん、環境も清潔に保つこと
心と身体は繋がっているもの。気持ちが荒れているときには、掃除をしようなんて気持ちも失せてしまいますよね。逆に、部屋が散らかっていて、落ち着かないということも。
生活はその人の気持ちを表していると言えます。
不清潔に散らかしたまま過ごしていると、ネガティブな思考になり負のサイクルに引き込まれてしまうかも。
自分の周りをきれいに保つことはヨガでも大切だと考えられているのです。
素晴らしい景色をみながらヨガをすると心が洗われるような感覚になりますよね。その感覚を身近な場所でも再現していきたいですね。
2.サントーシャ(知足);すでに満たされていることに気づくこと
現代の生活は、いろんなものが溢れかえっています。あれもこれも欲しいという前に、満たされていることに気づくことが大切だとヨガでは伝えています。
例えば、本当に欲しい必要なものなのか、購入する前に考えてみることで、散財を防ぐことができます。お腹いっぱいなのに、食べているときってありますよね。
心に振り回されずに過ごすためにも、自分に何が必要なのかを考えてみましょう。
3.タパス(苦行);苦しい状況を糧に成長を
タパスは、挑戦することと捉えることもできます。何か嫌なことや失敗が重なるときってありませんか?その経験を糧にすることで、人は成長できるのです。
あえて苦行を選ばなくてももちろん大丈夫。困難が訪れたと感じたときにどのように捉えるかが大切なのです。
4.スワディヤーヤ(読誦):向上心を持って学習すること
学びを続けることは大切だとヨガでも伝えています。スワディヤーヤはすでに実践している方も多いでしょう。
社会人になっても資格をとったり、健康のためにジムに通ったりしますよね。頑張った分だけ自分も成長できます。
学んでいる時間は意外と楽しいものですよね。
5.イーシュヴァラプラニダーナ(感謝);神への感謝の気持ちを持つこと
最後は、感謝の気持ちを持つこと。
神にというと捉えずらいので、まずは家族などへの感謝の気持ちを確認してみるのがおすすめ。また、山や景色など自然の美しいものに触れてみるのも◎。
感謝の気持ちを心にとめることで自分の心に余裕が生まれるかもしれませんね。
ヨガの資格講座では、ヤマ・ニヤマなどの考え方を知ること、日常生活として落とし込むことを学びます。
なんとなくピンとこない教えも、みんなの経験などを聞いているうちにストンと自分の中で納得できる部分ができるかもしれません。
言葉だけ学んで頭で考えていても始まりません。またその考えだけに囚われてしまっても本末転倒です。
ヨガの哲学は、自分自身を見つめ直すために活用していくのが良いのかもしれませんね。難しく感じる哲学も日頃の生活に当てはめて考えることで、いろんな視点を持つことに繋がります。
ヨガを深めるためにもヨガ哲学はおすすめです。全米ヨガアライアンスなら総体的に学ぶことができます。
OREO YOGAの資格講座では、ヨガ哲学を第2・4・7回と3回に分かれて触れていくので、しっかりと自分自身に落とし込むことができます。
また繰り返し動画を視聴することで、新たなことに気づくこともできるでしょう。
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