身体の奥からリラックスできると話題のリストラティブヨガは、寝る前や疲れているときにおすすめのリラックスタイプのヨガ。常に情報を見たり、仕事したりしている現代人に癒しの時間を与えてくれると人気です。
ヨガインストラクターとして癒しの時間を提供したいなら、リストラティブヨガがおすすめ。リストラティブヨガを習得して、癒しの時間をリードしてみませんか?
今回は、リストラティブヨガの魅力をお伝えします。
OREO YOGAでは、全米ヨガアライアンス RYT500の講座で学ぶことができますよ。
まずは、リストラティブヨガの歴史や特徴などを見ていきましょう。
リストラティブヨガは、比較的新しい現代のヨガです。アメリカの理学療法士でヨガインストラクターのジュディス・ラサター(Judith Laster)氏が1993年から教え始めたそう。
リストラティブとは、日本語で「元気にする・回復する」という意味です。心身を回復させるためのヨガにぴったりな名前ですね。
ジュディス・ラサター氏は、アイアンガーヨガの正式指導者としても有名。リストラクティブヨガにも無理なくヨガを行うアイアンガーの要素がたくさん取り込まれています。
身体に負担をかけることなく行えるヨガとして人気です。
リストラティブヨガでは、長い時間ホールドします。そのために、ヨガの道具であるブロックやボルスターを使い、リラックスできる姿勢を整える必要があるのです。
無理なく身体を委ねることで、心身ともに緊張を解いてくれる効果が期待できます。
楽な姿勢で行っているので、深い呼吸を行いやすく、自分自身へと向き合うことに集中しやすいリストラティブヨガ。自律神経を整えることで心の健康にもアプローチしていきます。
また、柔軟性がなくてもできるよう工夫されているので、様々な年齢層の人もできると人気です。
日頃、家事に仕事に子育てにと忙しく動いている方におすすめのリストラティブヨガ。ぜひ楽しんでみてください。
それでは、リストラティブの詳しい効果について見ていきましょう。
リストラティブヨガでは、無理な姿勢をすることなく、リラックスしてヨガを行うことができます。
余計な力を抜き、身体と心の緊張をなくしポーズをキープすることで、呼吸に集中しやすくなるのです。深い呼吸は自立神経を整えるのにも効果的。
日頃から感情に振り回され、怒りやすかったり、落ち込みやすかったりする方におすすめです。
身体の緊張を解いて、長い時間ポーズをキープすることで、身体に負担をかけることなくストレッチなどをすることができます。
深い呼吸を送り、じんわりと伸ばすことで身体の血流も促進されるでしょう。
いつも同じ姿勢で仕事をしている方などに効果的です。終わったあとは、足先までポカポカすると感じる方も。
リラックスした状態でヨガを行うので、自分の身体に意識を向けやすくなります。内観するのが苦手という方も、気がついたら何も考えなくなっているなんてことも。
リラックスする時間はストレスの解消にも効果的です。自分がなんで怒りを感じたのか?悲しかったから、怖かったからなど自分の心とも向き合う時間となるでしょう。
仕事ややることがたくさんあり、時間に追われている方におすすめです。
毎日ぐっすりと眠れている方はどれくらいいるでしょうか?思いのほか眠れていないと感じる方も少なくありません。
心身の回復の効果があるリストラティブのヨガには、良い睡眠を促す効果も期待できます。1日頑張った自分自身と向き合い、身体と心にスペースを作りましょう。
寝る前の30分だけでも、リストラティブヨガを取り入れてみませんか?
リストラティブヨガは、緩やかに身体をストレッチすることができるヨガです。じっくりと時間をかけて緊張なく筋肉の柔軟性を促すことができます。
特に股関節や骨盤周りの柔軟性に効果的。姿勢の基本となる骨盤や股関節を整えることで、姿勢改善の効果も期待できます。
姿勢がよくなることで、疲れにくい身体を手に入れてみませんか?肩こりや腰痛に悩む方にもおすすめなのがリストラティブヨガなのです。
それでは次に、リストラティブヨガの代表的なポーズを紹介します。
例えば、スプタ バッタ コーナアーサナ(仰向けの合せきのポーズ)では、膝の下にブロックやブランケットを敷いて身体に力が入らないようにしてあげます。
仰向けで腰が反ってしまうようなら、背中にボルスターとブロックで背もたれを作ってあげるのもおすすめです。
特に割り座は、腰が反りやすいポーズなので、リラックスできるよう調整してあげましょう。
チャイルドポーズのように前屈するポーズも、上半身を寝かせるときはボルスターを使用します。
全身がリラックスしてポーズに入れるようブランケットやブロックを使って好みの高さにしてあげるのがポイントです。
シャヴァーサナも今一度見直してみましょう。マットの上に仰向けになるだけでは、意外とリラックスできていないという人もいるかもしれません。
緊張を解くことができたら、アイピローなどを使って、シャヴァーサナの時間を楽しみましょう。
ヨガインストラクターが学ぶ流派としても人気のあるリストラティブヨガ。どの年代の人でもできるヨガとして教える側でも人気のヨガなのです。
また、柔軟性がなくヨガに苦手意識を持っている方でもサポートをすればヨガを楽しめるので、年齢問わず行えるのも嬉しいですよね。
リストラティブヨガは、どのように緊張を解いてあげるのかが重要なポイント。例えば、前屈が苦手な人には、ボルスターを2つ使って高さを出したり、縦に持ってもらったりと工夫をします。
1人1人と向き合いながら、それぞれの身体にあったヨガを提供していくリストラティブヨガは、インストラクターとしての成長も促してくれるでしょう。
OREO YOGAでは、全米ヨガアライアンス RYT500の受講が可能です。インストラクターとして活躍しながら、もう一歩先に進みたいと学ぶインストラクターの方も多いです。
もちろん、いろんなヨガの流派を学びたいとインストラクターでなくても受講する方もいらっしゃいますよ。
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