全米ヨガアライアンスのRYT500は、ヨガのより専門的な知識を身につけていくことができるプログラムです。
実践で活躍するインストラクターたちが、さらにスキルアップをするために受講しています。もちろんインストラクターでなくても、専門性あるヨガを学びたい人にもおすすめです。
ヨガは知っていくうちに「もっと学んでいろんなことを伝えたい」と深めていく方がほとんど。
今回は、OREO YOGAのRYT500講座でも学ぶことができる「陰ヨガ」について紹介します。
陰ヨガは、中国の陰陽五行思想を取り入れた現代ヨガの代表的な流派の一つです。
古くはインドから伝わってきたヨガがだんだんと世界に広まっていく過程で生まれた新しいヨガ。
まずは、陰ヨガの歴史について見ていきましょう。
陰ヨガの発祥は、ポーリー・ジンク氏のタオイストヨガをポール・グリリー氏が習ったことに始まります。
当時、現代のヨガとして、ビクラムヨガやアシュタンガヨガなど、身体を動かすヨガが主流となって広まっていました。柔軟性をつけ、自在に身体を動かす陽のヨガが主流となっていたです。
その中で、陰の要素を持つタオイストヨガを習ったポール・グリリー氏は、それまでのヨガとは全く違う印象を受けたと言います。
中国に古くから伝わる中医学の陰陽五行説は、まさにその時代に必要とされていたのかもしれませんね。
その後、ポール・グリリー氏は陽のヨガを補完する陰ヨガに取り組み始め、陰ヨガという流派を確立。欧米を中心に世界中へと広がっていきます。
日々を忙しく過ごす現代人にもおすすめのヨガとして、日本でも話題です。
パワーヨガやフローヨガ、アシュタンガヨガなどの陽のヨガとは違い、陰ヨガは、一つのアーサナを3〜5分ほどかけてじっくりと取り組みます。
プロップスなども使いながら、苦しくない状態でアーサナーに入ることで、筋肉の緊張が生まれることなくストレッチできる陰ヨガは、柔軟性の向上にも効果的です。
陰ヨガはじっくりと自身を見つめる時間にもなります。楽な状態でポーズに入るので呼吸も深めることができるのも特徴です。
主に座ったまま行うアーサナや寝転んで行うものが多く、初心者や年配の方でも取り組みやすいと言われています。
陰ヨガが人気の理由は、自分自身の身体にあったアーサナができることにあります。難しくないポーズが多く、初心者や高齢者でも行いやすく、虜になる人が続出。
ヨガは柔らかくないとできないと考えている人にも楽しめるヨガなのです。
呼吸と身体に意識を向けることで、瞑想の効果も強く、眠れない人にも効果的です。
また、現代人の多くは情報に振り回されていますよね。
あなたには、1日の中でスマホなどを見ず、ゆったりと過ごす時間はどれくらいあるでしょうか。すぐにスマホを片手に何か調べ始めてしまっていませんか?
陰ヨガの時間で、身体をリラックスし、思考の集中を解くことは思ったより大事なことなのだと気づくかもしれませんね。
思考をクリアにすれば、しっかりと休めるだけでなく、集中力アップにもつながると人気です。
それでは、陰ヨガの効果を紹介します。
効果を参考に陰ヨガをまずは体験してみるのをおすすめします。
陰ヨガは、苦しくないポーズで深い呼吸を行います。伸ばしている筋肉と呼吸に意識を向けることで、じんわりと伸びる、そんな感覚を味わえるでしょう。
陰ヨガの時間は自分の身体に集中しています。緊張をほぐし、不安から離れ、今を感じることは、身体や心をリラックスしてくれる効果が期待できるのです。
日頃忙しく過ごしている人などはぜひ試してみてください。
陰ヨガは、筋膜や関節をしっかりと捉えて行うヨガです。柔軟性に自信がない人でも取り組めると評判も。
身体の硬い部分だけを伸ばしても故障につながる可能性もあります。硬くなってしまった筋肉はじっくりと全体的に伸ばしていくと良いでしょう。
陰ヨガは、呼吸をしっかりと行うので、集中力の向上にも効果的です。瞑想や呼吸が集中力向上につながると、様々な研究も行われています。
コロナの影響で自宅にずっといる時間が増えて集中力がなくなったという方も少なくありません。陰ヨガの時間は呼吸に意識を向けるのに最適です。
ぜひ体験してみてくださいね。
陰ヨガには、陰と陽の思想が組み込まれています。陰のヨガは、陽のヨガを頻繁に行っている方や日頃忙しく休む時間を取らない方におすすめです。
呼吸を整えることは自律神経を整えることにもつながります。「動いた分は、休む」簡単に聞こえますが、実際にできているでしょうか?
リラックスする時間は日々の中でも大切になります。
バランスを整えることで、仕事や日々の活動がよりよくなるでしょう。
陰ヨガのポーズは、主に骨盤まわりを動かしほぐすポーズが多いです。下半身へは大きな血管やリンパ管などが通り、身体の隅々まで血流や水分が巡っています。
動かさないでいると、流れが滞っしまいがち。足のむくみや下半身太りの原因にもなります。
陰ヨガでしっかりとストレッチすることで、足元からポカポカとしてくるという方も少なくありません。下半身の負担を減らし、日々の疲れを溜めないようにしたいですね。
陰ヨガのポーズは、マットに座ったポーズや寝転んで行うポーズがほとんど。
アーサナを3〜5分ほどキープするには、リラックスした状態でポーズに入ることが必要不可欠です。
ちょっとでも無理をしていると怪我などにつながります。上手にプロップスを使い、身体をリラックスさせましょう。
例えば、バタフライのポーズでは、股関節の柔軟性が足らずに膝が浮いてしまうことがあります。宙に浮いた膝のままだと、股関節周りの緊張が抜けずに不安さが残ってしまうでしょう。
このような場合は、リラックスして前屈できるように、膝の下にブランケットやブロックを置いてあげるのと身体の緊張が抜けていきます。
3〜5分くらいなら大したことないと思っている方もいらっしゃるかもしれません。生徒さんとのコミュニケーションも大切なヨガなのです。
OREO YOGAのヨガインストラクター養成講座では、全米ヨガアライアンスRYT500の取得が可能です。
RYT500の専門項目で、陰ヨガについて学ぶことができます。ベーシックとアドバンスに分かれており、じっくりと学ぶことができるでしょう。
陰ヨガの基本となる陰陽五行説についてや、経絡についても学びます。身体の機能を元気にしてくれるエネルギーを養い、活発にする中医学の知識を活かしたヨガを学んでいくのです。
日本でも陰ヨガは人気。寝る前のレッスンなどにおすすめですよ。
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